Environment Friendly Home Design Awards 2017

入賞

「ことのは越ヶ谷 ~蔵のあるまちづくりプロジェクト~」

設計|中央住宅

施工|ポラテック

入賞

購入した分譲住宅用地内にあった古い蔵を、曳家と補修によって保存し、4棟の新築住宅と一体的に開発したプロジェクト。蔵を寄付した地元自治体とは、景観維持のための景観協定も締結している。地域の歴史や景観、コミュニティ形成にまで意識を広げた取り組みが、都市部の住宅開発の範を示すものとして、審査員の評価を得た。

DATA
所在地:埼玉県越谷市 家族構成:3~4人(想定)
面積(敷地/建築/延床):105.32~124.62㎡/60.72~66.23㎡/101.02~108.05㎡
構造:木造 階数:地上2階 完成:2015年12月
主な設備:エコジョーズ、ガスコンロ、温水床暖房、雨水利用、バイオマス利用

Photo:Masanori Kanbayashi


「上総喜望の郷 おむかいさん」

設計|仲俊治+宇野悠里(仲建築設計スタジオ)

施工|大城組

入賞

重度の知的障がい者に、家庭のような暮らしを送ってもらうことを目指した入所施設。小さな屋根の連なりは、意匠と構造、環境性能を兼ね備える「傘ユニット」と呼ばれる独特のシステムで成り立っている。こうした施設では珍しい完全個室制の取り組みや、入居者の快適な暮らしを重視した建物の構成などが審査員の共感を得た。

DATA
所在地:千葉県木更津市
家族構成:重度知的障がい者18人
面積(敷地/建築/延床):6,302.41㎡/1,202.99㎡/1,108.51㎡
構造:鉄骨造 階数:地上1階 完成:2015年8月
主な設備:エコジョーズ、浴室暖房乾燥機、太陽光発電、太陽熱暖房

Photo:西川公朗


「神田淡路町の家」

設計|楯列哲也+山口陽登+杉浦良和

施工|スリーエフ

入賞

間口3.6m、奥行き10mの敷地に建つ戸建て住宅。唯一、開かれた北面に大開口を取り、十分な自然光を住空間に取り入れる。通風や屋上緑化など、都心の密集地で最大限に自然を取り込む暮らしを実現している。審査では、敷地の制約を克服した計画と環境性能とのバランスが取れている点などが評価を得た。

DATA
所在地:東京都千代田区
家族構成:夫婦+子ども2人
面積(敷地/建築/延床):36.09㎡/26.50㎡/81.59㎡
構造:鉄筋コンクリート造 階数:地上3階
完成:2014年12月
主な設備:エコジョーズ、ガスコンロ、温水床暖房

Photo:河田弘樹


「いつも日なた、いつも日かげの家」

設計|桑原茂(桑原茂建築設計事務所)

施工|吉田工務店+松本家具

入賞

太陽の軌道をもとに、動く影の範囲から逆算するように屋根の大きさや角度、開口部の位置などを決めた平屋住宅。冬はいつも日なたで、夏はいつも日かげとなる住空間とし、日々の活動領域を最大限に確保している。審 査では、夏至と冬至に限定せず、連続して太陽の動きをとらえて、暮らしに結び付けた設計が評価を受けた。

DATA
所在地:千葉県いすみ市 家族構成:夫婦
面積(敷地/建築/延床):476.8㎡/122.4㎡/121.1㎡
構造:木造・一部鉄筋コンクリート造
階数:地上1階 完成:2016年2月
主な設備:エコジョーズ、温水床暖房

Photo:鳥村鋼一


「CO-CONNECT」

設計|河野有悟(河野有悟建築計画室)

施工|ウルテック

入賞

オーナー住居と賃貸住宅とを一体的に設計した住宅。小さな箱を連ねるように建物を構成し、中庭に面してベンチやワークスペースなどの機能を持つ出窓が配置されている。審査では、オーナー住居と賃貸住宅とを並列に扱い、双方が適度な距離を置きつつ、出窓を介して向き合う関係の構築などが評価された。

DATA
所在地:東京都世田谷区
家族構成:親子(オーナー住戸)、単身者~3人家族(賃貸住戸、想定)
面積(敷地/建築/延床):196.14㎡/116.77㎡/219.67㎡
構造:木造 階数:地上2階 完成:2016年3月
主な設備:エコジョーズ、ガスコンロ

Photo:大沢誠一